H25年度税制改革について

HPのリニューアルに伴って、久しぶりにブログをはじめてみようかという気分になりました。

以前のように日々つれづれ思ったこと感じたことをだらだらと書いてみようかと思っています。

宜しかったらお付き合い下さいませ(笑)。

 

まずタイトルにありますように今回の税制改革について特に業務に関係がありそうな部分のうち、ちょっと感じたことについて書いてみたいと思います。

 

資産税関係では基礎控除関係が3000万+@600万となって現在約4%程度の相続税納税者が試算では6~7%になるとのことですが、意外と少ないなーというのが正直な感想でした。たぶん住宅取得等資金贈与の非課税特例、教育資金の一括贈与の創設や小規模宅地特例の要件緩和をきちんと活用すればそれぐらいに抑えられそうだということなんでしょうかね。特にうちの経理記帳代行業務のご依頼先で二世帯住宅にお住まいの方がいらっしゃいますが、現行法では小規模宅地特例の対象にならなかったので「建物作る時からお付き合いがあったらアドバイスしましたのに・・・。」と雑談したことがありましたが、今回の改正でリフォームすることなく敷地全体を適用対象とできそうな気配なので決まったら早速アドバイスしてあげようかと考えています。また不動産関係の事業を開始される可能性があるので、その時は賢いビジネススキームを立てて喜んでもらいたいと思っています。

 

それと法人税関係では、交際費課税の特例の拡充が嬉しいところです。記帳代行業務の関係で賢い領収書の記載についてもアドバイスします。特にお店のチョイス、チェンジ、人数及び予算等は意識して節税してもらうようにしていますが、全額損金参入ができればあまり会議費や福利厚生費を意識しないですむかな?と感じています。ただ時限立法っぽいので「節税にはなるけど、やっぱりきちんとされていた方が良いですよー。」とアドバイスしようかと思っています。