資産運用の考え方についてわかりやすく解説しているページを見つけました。

米国、EU圏は、日本と異なり自分の身は自分で守るという意識が徹底しているという話はよく耳にします。

それはライフステージに合わせた医療コスト、生活費の捻出手段という家計の管理においてもそれが徹底されているようです。

 

例えば米国の生活及び医療問題であれば、既にメディケア、メディケイドやフードスタンプの問題がありますが、日本ではまだ危機的な状況にまでは至っていません。年金についても米国にも似たようなシステムがあるようですが、それだけは潤った老後は維持できないために蓄えた資産を切り崩しながら老後生活を維持するという点は、両国とも似通っているように感じます。

 

国の抱える問題はどこも似たり寄ったりなのだろうと思いますが、その進捗具合において日本の先を行っている国と日本よりまだ時間的余裕がある国とがあるように感じます。ただまだまだ国に全幅の信頼を置いているという人が多い日本と、自分の身は自分で守るという米国に代表される国々とはいざとなった時の備えという点において随分違いがあるのでは思います。

 

うちの事務所の関与する部分で言えば日本というくくりを飛び越える「資産運用業務」をやっていてつくづくそれを感じます。

 

もちろん個人の自由が尊重されている日本なので、国に全幅の信頼を寄せようが、自己防衛という観点から先取防衛しようが全て個人の自由です。ただファイナンシャルプランナーという視点から見ても本当に全幅の信頼を寄せてもだいじょうぶなんだろうかと強く感じます。

それと個人的な性格もあるとは思いますが、私は後回しにできない性分なので、ムダも多いですが先を見越して先手を打っておかないと落ち着かない貧乏性です(笑)。

 

ここ数年前から国策として貯蓄から投資へという流れを作るために、その教育及び啓蒙活動をしなければならないと公的機関が宣伝していますが、まだまだ浸透というレベルには程遠いように感じます。国としてこのままの状態では立ち行かなくなる可能性が高いと自分で認めたんだなーと私なんかは感じましたが、なかなか危機に直面しないと行動に移れない人が多いのでしょう。でもこういう自分もこんな業務を行っていなければ、頭でわかっていても実感としてどうだったかわかりません。でも今は”ノアの箱舟”の”ノア”の気分です(笑)。

 

ということで"ノア”としてこのブログをご覧になられた方への啓蒙活動のお手伝いとして、どなたがつくられたものかわかりませんが初心者の方に対して非常に投資に関してわかりやすく説明しているHPがありましたので、以下ご紹介します。

 

http://www.nenkinclub.com/html/kigyo/chisiki/shisan_02.html