今の中国語機械翻訳の精度

基礎教養を身に着けるため、ぼちぼち語学の勉強もしています。


英語は気が向いたときには元々細々とはやっていましたが、やっぱり中国語も今後は必要だよなーってことで1年ほど前から中国語も学び始めましたが、なかなか上達できないのは寂しい限りです(笑)。

 

語学を学ぶには良い辞書を調達することが重要だと思いますが、昨今の英語教育の重要性からかコーパス付きの辞書も各種媒体で選べるようになりましたので自分が学生時代だった頃とは違って随分良い時代になりました。日本人が英語圏の人に英語で話せないのは、「英語を母国語として話す人はそんな言い方しないよなー。」って頭でわかっていながらも、英語のテストではそれを書かないと×とされるというジレンマにもあるような気がしますが、皆さん如何でしょうか?

 

英語学習には良い時代になったのですが、中国語についてはまだまだです。

つまり「そんな言い方しないよなー。」という言い回しが、辞書を引くと当然のように出てきます。わかっている分には「あーまたか!」でよいのですが、知らなければ私の学生時代の英語教育と同じ状態となります。特に中国語は英語が”LとR”の違いぐらいしか発音では問題にならないのに対して、ピン音ひとつで意味がまったく通じない言語なのでやっかいなのにさらに輪をかけています。

 

最近経験した面白い話がありましたので、ご紹介したいと思います。

 

今は夏物・秋物の”バーゲンセール”なので、特に女性の方はご関心の高いことだろうと思います(笑)。

では、”バーゲン”って中国語でどういうのがベターだと思いますか?

 

機械翻訳をかけると「砍价」とか「讨价还价」 とか出てきます。

 

ではこれを中国の人が聞いたらどういうイメージをもつと思いますか?

 

 

 

答えを先に言えば、”値切りまくって半額以下で買ってくる”というニュアンスになるそうです。

 

解説すると、「价」=”価” つまり価値という意味です。 また「砍」=”割く” つまりまき割りのイメージです。

従って”力づくで価格を割く”というイメージから、値切って値切って半額以下で買ってくるという感じだそうです(笑)。

もうひとつの方も、だいたい同様です。

 

では皆さんのような淑女の方が行く”バーゲン”とは、どういう表現がぴったりなのでしょうか?

 

答えは、「大减价」がぴったりのイメージだそうです。つまり”価格が大幅に減額されている”ということです。

 

どうですか? 結構面白いと思いません?

 

機械翻訳のスマートフォン持って中国でバーゲンに行ったら、戦闘モード満載で中国語のやり取りが出来そうです(笑)。